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Conversations with

Natsu

BY ジゼル・ゴー & フィリップ・テリアン

私が最初Natsuと初めて出会ったのは東京の撮影現場で、旅行や、自己啓発本、ニッチなビューティーブランドまで、共通の興味が多かったことからすぐに意気投合した。Natsuは今のSNS時代にアーリーアダプターとしてインスタグラムを活用しキャリアを成功させた少数のうちの一人だ。

彼女は上昇している人気にも関わらず控えめで、奥深く、とても誠実な人柄を持っている ー 大人気ブランドのディレクターの役から去り、逗子に移ると決めた稀な選択肢から見てもそんな彼女の一面がよく分かる。東京で生まれ育った彼女は現在、ずっと夢だった海辺の住居で自然に近づき、都会と離れた生活を楽しんでいるという。そんな彼女のインスタグラム@lovebynatsuは、見ているだけでも爽やかな潮風を感じられるような海辺の生活を記録した写真がキュレーションされている。

正午前は電話を取らないという彼女に、逗子でのスローライフについて話してもらった。

こんにちはNatsuさん!自分について少し聞かせてください。ブログを始めたキッカケは何だったんですか?

ロンドンに留学しながらアートとデザインを勉強していて、帰国してからは何をすれば良いのか方向性が掴めなかったんです。そこで27歳の時にブログを始めました。それと同時に手作業で小物やカバンなども作り始めて、それを私のブログに載せたら色んな方々から買いたいとの要求が集まって、それがビジネスになりました。

それから1〜2年後「ファッションブロガー・オブ・ザ・イヤー」という賞をもらって、人生がガラリと変わりましたね。ファッション誌で連載をしたり、大手ファッションブランドとデザインコラボレーションをしたり、何年かは「ファッションコラボレーター」として活躍していたんです。(笑)

色々と自分でモノを作って見たいと思い、オンラインショップを開設してお客さんに直接製品を売ることにしました。ブランドを立ち上げてから3年間はずっとそればかりをやり続けました。ブランドがすぐ人気になった時はとても圧倒されましたね。常に物事に追われていて、新しい製品を作り続けなきゃいけなかったんです。売り上げはとてもよかったものの、経営モデルがちゃんと成り立っていなくて、どんどん手に負えなくなりました。何ヶ月も同僚に相談してから事業をクローズすることにしたんです。自分がコントロールできる線をはるかに超えていたと感じて、再検討する時間が必要でした。今はフリーランスでグラフィックデザインや、インテリアデコレーション、ブランドの写真撮影などのデザイン作業をやっています。将来またブランドを立ち上げたいとは思うんですけど、良い人たちと一緒にちゃんとしたプランが整ってから始めたいです。

一番好きな南フランスでの休日

「人気が出るというのは、人のポジティブな面とネガティブな面、両方に捉えられるということなので、なるべく全てを受け入れようとしています。ネガティブな人々からたくさんの攻撃を受けたりもしました。でも一度気にしないようにしたら、そんな人たちも徐々に消えていきました。今はどうやったこのメディアを最大に活用できるかだけを考えています。」

SNSでキャリアを築くことに関しても少し話してください。

SNSでキャリアを築くのはとても難しくて混乱します。とても個人的な空間であるのと同時に、PRやブランディングの場としても使われているからです。私の場合、徐々にSNSで見せる自分のイメージと本当の自分の間にギャップを感じるようになりました。ここでは本当の自分をさらけ出すのはほぼ不可能だと感じます。私も未だに苦戦しています。

SNSで応援と批判の声を受けたりしますか?オンラインでの否定的な態度にどうやって対応しているんですか?

両方受けますよ!サポートの声もありますし、ネガティブな視線もあります。人気が出るというのは、人のポジティブな面とネガティブな面、両方に捉えられるということなので、なるべく受け入れようとしています。ポジティブの方に集中しようとは思うんですけど、たまにはそれが難しいです。今ほど知られていなかった頃は、ネガティブな人々からたくさんの攻撃を受けたりもしました。でも一度気にしないようにしたら、そんな人たちも徐々に消えていきました。今はどうやったこのメディアを最大に活用できるかだけを考えています。

朝起きてから眠る前まで、デイリーで行なっている習慣を教えてください。

毎日やっていることはたくさんあります。まず朝起きて、10分間ヨガをやって、3分間瞑想をします。それから暖かい水を一杯飲みます。朝食には3種類のフルーツを摂るのが好きです。朝食には最低1時間をかけて準備して、ちゃんと食べるようにしてます。それ以外ではスケジュールによって、朝は読書をしたり掃除をしながら過ごします。全部自分でするのが好きなんです。「Return to Love」っていう本を今ちょうど読み終えるところです。メールやLINE、メッセージは正午まで返事しないようにしてます。そして正午になってからは、また世間と繋がるようにします。夜10時以降は仕事を一旦止めて、お風呂に入って、寝る前に20分くらいストレッチをしています。

海辺のこじんまりとした家でとる朝食

スキンケアで欠かせないものは?

いつも周りの友人にオススメを聞いています。基本オーガニックな製品が好きです。一度オーガニックの製品を使い始めると、それ以外の製品は匂いがきつすぎて頭痛がして使えないんです!だからナチュラルで使い心地がやさしいものが好きです。

今は拠点が逗子ですが、なんで東京から海辺に移ろうと思ったんですか?

ずっと海のそばに住むのが夢だったんです。東京の上っ面だけのところにもすごく疲れて、鬱になりました。特に渋谷や人混みがひどいところは、息が出来なくなって15分くらいしかいられないです。そこで「私なんでここに住んでるんだろう?」と思いました。でもそれとは別で、自分が運営しているブランドがあって、仕事があって、現実的な理由で海で暮らす生活が実現できなかったんです。でもブランドを辞めてからはちょうどタイミングが良かったですね。どこか他に移ったら東京を別の目線で見ることができて、都会を離れることによって、東京のことがもっと好きになれるかも!と思いました。自然に近づいて自分の理想の生活を送りたい思いが強かったです。すごく忙しかった2、3年前は料理する時間もなかったんですよ!自分の人生と時間に集中したいと思って逗子に引っ越したんです。

お気に入りの旅先はどこですか?

色んなところに旅行をするのが好きです、でもやっぱりフランスはその中でもトップです。南フランスやパリももちろん大好きです。一番最近だと南イタリアに行きました。次はまたパリかな?(笑)今はすごくオーストラリアのバイロンベイに行きたいです。ずっと夢見ていた場所で、絶対好きになると思います。ジゼルさんも好きだと思いますよ!

南フランスで過ごす夏の日々

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