DAMDAM

Conversations with

Eric Bergere

BY ジゼル・ゴー & フィリップ・テリアン

Photographed by Eric Bergere and Giselle Go

誰にも知られたくない南フランスの秘密と言えば、アルルと地中海の間にある自然のまま保存されているカマルグ湿原地帯を思い浮かべる。この隠れた宝は、ピンクの塩田と無限に広がるコバルトブルーの空がフラミンゴや野生の馬と出会う場所にある。ここは私たちの友人であるフランスのデザイナーEric Bergere(エリック・ベルジェール)が別荘とショップのDouBochi(プロバンスの言葉で「イかれてる男」という意味を持つ)を建てた場所でもある。HermesとLanvinの元デザイナーだったエリックは、DouBochiのラインとローンチを一緒に手がけたInes dela Fressangeのブランド両方で時間を掛け持ちしている。東京ファッションウィークで再開したEricと、カマルグの田舎とシックな光の都の間で過ごすデュアルライフについて話してもらった。

こんにちは、Eric! DAMDAMのために自分について話してくれる?

8歳のころからデザインを始めて、田舎の実家にあるテレビで見るグラマラスな女性たちのためにデザインをしていたんだ。週末は終日そればっかりやってたね。絵を描くのが趣味で唯一できる仕事だったんだ!14歳の時に自分が生まれたシャンパーニュのトロワでインダストリアルとファッションビジネスを勉強して、17歳にはパリのエスモードファッションスクールに入学した。19歳にはパリでHermesのウィメンズコレクションのReady-to-wearのデザイナーになったよ。

夢のような南フランスのカマルグ湿原地帯に囲まれて。DouBochiの定番アイテムリネンカフタンに身を包んだEric。

「DouBochiは ここ南フランスのart de vivreの姿 ー 白い馬と牛、ピンクのフラミンゴが完全なる自由の中生きている様 ー を反映しているんだ。野生の手つかずの自然の中で着れる永遠な夏のスタイル、リネンとオーガニックコットンのユニセックスの服がコレクションの中心なんだ。」

今日存在するDouBochiを始めたきっかけは?ブランドのコンセプトと理念は何?

Dou Bochiはカマルグにある僕の家の名前だよ。プロバンスの言葉で「Mas Dou Bochi」は直訳すると「イかれた男の家!」なんだ。僕のコレクションDouBochiは ここ南フランスのart de vivreの姿 ー 白い馬と牛、ピンクのフラミンゴが完全なる自由の中生きている様 ー を反映しているんだ。野生の手つかずの自然の中で着れる永遠な夏のスタイル、リネンとオーガニックコットンのユニセックスの服がコレクションの中心なんだ。カマルグは人間と動物がお互い尊重しながら共存している土地で、伝統的な服装はアメリカのコロラドやアリゾナのカウボーイと似ているかな。

Ericの別荘に置いてある田舎風の種々なインテリアとDouBochiコレクションには野生的なカマルグの一面が反映されている。

「僕の装飾スタイルは、30年間世界中のフリーマーケットとチャリティーショップを歩き回りながら出来上がった、って感じかな。色あせた感じのナチュラルな素材や、古いけど特に価値のないレトロな枠付きのペインティング、使われて所々が破壊されている木材の家具、インドから持ってきたIndiennes がプリントされたコットンのヴィンテージカーテンやセビーリャのウールのブランケットとかね。」

パリとカマルグでどうやって時間を分けているの?

金曜日から月曜日までカマルグで長い週末を過ごして、コレクションのアシスタントのQuentinと作業するよ。残りの週はパリで仕事したり友達と会ったりしてるよ。

カマルグの家はどうやって見つけたの?ここに引っ越そうと思った理由は?

初めはアルルに位置するterrasse 付きのフラットに住んでいたんだけど、もっと自然で静かな環境が必要だったんだ。アルルの街とあまり離れていないプール付きの土地を見つけるのに1年かかったよ。アルルの歴史的な都心から4キロしか離れていないんだ。

別荘のプールからも地中海からも見れる青空は、途切れることなく広がっている。

「ルーティーンは大嫌いだけど毎週土曜の朝アルルで開かれるプロヴァンス地域で最も大きいマーケットは逃れられないね。バスケットいっぱい新鮮なフルーツ、魚、野菜を詰めてTerrassesで友人とコーヒーを飲むのは良いルーティーンだね。」

カマルグの家のスタイルを表現するとしたら?

僕の装飾スタイルは、30年間世界中のフリーマーケットとチャリティーショップを歩き回りながら出来上がった、って感じかな。基本折衷的だけどサンタフェのワイルドウェスタンなアメリカンスタイルが加味されている。色あせた感じのナチュラルな素材や、古いけど特に価値のないレトロな枠付きのペインティング、使われて所々が破壊されている木材の家具、インドから持ってきたIndiennes がプリントされたコットンのヴィンテージカーテンやセビーリャのウールのブランケットとかね。

カマルグにいるとき特に行なっているデイリールティーンはある?

ルーティーンは大嫌いだけど毎週土曜の朝アルルで開かれるプロヴァンス地域で最も大きいマーケットは逃れられないね。バスケットいっぱい新鮮なフルーツ、魚、野菜を詰めてTerrassesで友人とコーヒーを飲むのは良いルーティーンだね。

解体や復元された家具や品は、Ericと最愛の猫たちの良い休み場となる。

「季節の変わりに合わせたガーデニング。そして4月から10月まではスイミング。読書は基本どこでも、Hamacに乗って木の葉っぱが風に揺れる音を聞いたり…」

長い一週間の終わりにしていることは?どうやってペースダウンしてる?

季節の変わりに合わせたガーデニング。そして4月から10月まではスイミング。読書は基本どこでも、Hamacに乗って木の葉っぱが風に揺れる音を聞いたり。チャリティーショップで見つけた秘宝を復元したり絵の具を塗ったりするのが大好きだよ。

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